主な損賠項目と賠償金額

事故発生からご依頼まで

福岡県春日市在住の40代の主婦の女性が、自動車を運転中、信号のある交差点で右折待ちのため停車したところ、後続車に追突されるという交通事故に遭われました。

女性はこの事故で頚椎捻挫・腰椎捻挫・胸椎捻挫・両肩捻挫、右手関節捻挫・両膝関節捻挫・右足関節捻挫・左肩腱板損傷等を負われました。

事故後5ヵ月ほど通院したタイミングで保険会社からは治療の打ち切りを打診されており自費通院で治療を続けておられました。

当事務所に後遺障害申請を希望しているが、素人の自分では何をしていいかもわからないので弁護士に任せたいと相談いただき、ご依頼となりました。

弁護士の活動と関与した結果

ご依頼後も引き続き治療に専念していただき、同時進行で当事務所より診断書等を相手の保険会社から取り寄せ、これまでの治療内容・事故状況の確認を行い、後遺障害の被害者請求の準備を進めました。

事故から半年ほど経過したタイミングでこれ以上の症状改善は見込めないことから症状固定とし、主治医の協力のもと後遺障害診断書を作成していただいた後、後遺障害申請を行いました。

申請の結果、頚部痛・腰痛について「局部に神経症状を残すもの」として後遺障害併合14級が認定されました。

認定後、保険会社との交渉に移り、当初8割での回答でしたが、後遺障害14級が認定されており、現在も症状が残存していることを主張し、最終的に当方請求の9割の後遺障害慰謝料を認めてもらうことができ、334万円の補償を受けることで解決となりました。

後遺症への補償と取り組み

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