相談者 | 女性(10代) / 北九州市在住 / 学生 |
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事故態様 | 歩行者対車 |
傷病名 | 脳挫傷、後頭骨骨折、外傷性脳出血 |
主な損賠項目と賠償金額
傷害慰謝料 | 1,200,000円 |
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後遺障害慰謝料 | 10,000,000円 |
後遺障害逸失利益 | 43,000,000円 |
過失 | 10% |
総賠償額 | 5,000,000円 |
事故発生からご依頼まで
北九州市在住の10代の女性が自転車で青信号の横断歩道を渡っていたところ、左折してきた自動車に轢かれるという交通事故に遭われました。
当事務所にご相談いただいたのは、被害者のご家族でした。
初めての交通事故で重傷でもあったため、今後のことに大変不安を感じ、どのような賠償を受けられるのかということでご相談いただきました。
弁護士の活動と関与した結果
被害者はまだ治療中でしたが、頭部外傷もあり、高次脳機能障害が残ることも予想されたことから、治療段階から適切な立証ができるように資料を準備していくとともに、相手の保険会社との対応も全般的に弊所で行いました。
治療が一区切りつき、症状固定となりましたが、高次脳機能障害が残存していたため、追加で必要な資料を集めていき、被害者請求にて後遺障害の申請を行ないました。
被害者請求を行った結果、高次脳機能障害として7級の認定を受けました。
認定後、直ちに相手方の保険会社と示談交渉を行い、裁判所基準での示談解決に至りました。
弁護士より
高次脳機能障害による症状は、それが本当に高次脳機能障害によるものなのか、あるいはもともとの本人の素養・性格なのかの区別が難しく、高次脳機能障害によるものであるとの立証においては、医療機関はもちろん、家族や友達、勤務先など周囲の協力も必要です。
事故後間もない頃にご相談いただいたおかけでこういった方々の協力もスムーズに得られ、適切な後遺障害の認定、適切な賠償に至りました。
示談により早期に解決できたことも良かったと思います。