死亡事故で適切な逸失利益・死亡慰謝料が認められ約4300万円で示談解決した事例

弁護士桑原淳

事故当時福岡市在住の女性が信号のある交差点の横断歩道を青信号で横断中、約10kmの速度で徐行してきた対向右折車に衝突され、一定の距離を引きずられるという交通事故に遭われました。

女性は救急搬送時、出血性ショックで昏睡状態となっており、事故から4日後に意識が戻らぬまま亡くなられました。

亡くなられてすぐ、ご遺族の代表者の方よりお問い合わせいただき、弁護士と相談いただきました。

相談後、一度持ち帰っていただき、後日他の法定相続人の方ともお電話でお話をさせていただいた上で、ご依頼いただくはこびとなりました。

ご依頼後、刑事裁判への被害者参加等の刑事手続についてアドバイスをさせていただき、ご遺族の不安な気持ちを少しでも解消できるよう努めました。

また、刑事裁判には弁護士がご遺族に付き添い、一緒に傍聴させていただきました。

刑事裁判終了後、損害賠償請求に必要な書類を揃え、損害額を計算した後保険会社に請求をかけ示談交渉を開始しました。

示談交渉では、被害者が80代と高齢であったため、家事労働と年金の逸失利益の有無や金額および死亡慰謝料の金額が争点になることが予想されました。

しかし、結果としてはほぼ請求どおりの金額が認められ、最終的に4300万円が補償され示談解決となりました。

たくみ法律事務所では、適正な賠償を得ることはもちろん、ご遺族の不安な気持ちに真摯に耳を傾け、精神的な負担を可能な限り軽減することができるよう、弁護士・スタッフが一丸となって心のこもった対応をすることを心がけています。

煩わしい保険会社との手続きや刑事事件の被害者参加など、解決までサポートさせていただきますので、交通事故でお困りの方はお気軽にご相談いただけますと幸いです。

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