弁護士によるサポートで提示8万円から1284万円増額し示談解決した事例

相談者	女性（50代） / 福岡市在住　/　兼業主婦
事故態様	自転車対車
傷病名	左外傷性脳内血腫、脳挫傷、気脳症、頭部打撲傷、頭蓋骨骨折
後遺障害等級	9級10号
サポート結果	後遺障害等級認定サポート・適切な賠償金獲得

主な損賠項目と賠償金額

傷害慰謝料	【提示額】42万円　→　【示談額】97万円（55万円増額）
後遺障害慰謝料	【提示額】0円　→　【示談額】402万円（402万円増額）
後遺障害逸失利益	【提示額】0円　→　【示談額】1018万円（1018万円増額）
休業損害	【提示額】50万円　→　【示談額】84万円（34万円増額）
最終支払金額	【提示額】8万円　→　【示談額】1292万円※（1284万円増額）

※既払い金除く

事故発生からご依頼まで

弁護士桑原

福岡市在住の女性が自転車で信号機のない交差点を走行中、左折してきた対向車に衝突され転倒するという交通事故に遭われました。

女性はこの事故で左外傷性脳内血腫、脳挫傷、気脳症、頭部打撲傷、頭蓋骨骨折の怪我を負われ、10日ほど入院したものの、幸いにも経過良好であったため、退院後3か月半で治療を終了されました。

退院後、保険会社から8万円の提示をされ、ご依頼いただく運びとなりました。

弁護士の活動

ご依頼後、すぐに脳挫傷痕についての後遺障害診断書を主治医の先生に作成いただくようアドバイスし、ご家族には日常生活状況報告の作成をお願いしました。

完成した書類の内容を確認し、後遺障害申請へと進みました。

その結果、頭部外傷に関して「神経系統の機能または精神に障害を残し、服することができる労務が相当な程度に制限されるもの」として加重9級10号（交通事故に遭う2年ほど前に脳の手術をされ既存傷害12級13号）と認定されました。

認定後の示談交渉では後遺障害慰謝料と後遺障害逸失利益が争点となったものの、粘り強く交渉したことで、後遺障害慰謝料は裁判基準満額、労働能力喪失率は裁判基準である21%、労働能力喪失期間は裁判基準を上回る16年を認めさせ、最終的に900万円（自賠責保険金392万円を除く）で示談解決することができました。

ご依頼者様にも「本当に先生に相談して良かったです　事故当時加害者も謝罪に来ない、馬鹿にされとるのかと怒り、たったの8万円で解決しようとする保険会社、金銭云々ではないですが先生に相談して良かったです」とご納得いただいたうえで示談解決となり、本当によかったです。