事故の状況からご依頼まで

福岡県在住の80代の女性が、ショッピングセンター内の駐車場の道路を徒歩で横断中、バックしてきた車と衝突し、恥骨骨折・腕骨外科頚骨折などの大怪我を負う交通事故に遭われました。

事故後、救急搬送され、そのまま2ヵ月ほど入院されました。

退院後は通院してリハビリを続けられていたものの、腕にしびれが残ってしまい、日常生活に支障が出ていたため、ご家族より当事務所に後遺障害の申請等のご相談をいただき、ご依頼となりました。

ご依頼後から解決まで

ご依頼いただいたタイミングが事故後6ヵ月で、保険会社からは治療終了の打診を受けているところでした。

被害者ご本人も、症状固定をしたいとのご意向であったため、相談の場で後遺障害の申請に必要な書類一式をお渡しし、後遺障害申請の準備をご依頼と同時に開始しました。

その後、約2週間で全ての資料が揃ったため、当事務所関与のもと後遺障害申請を行い、右肩関節の機能障害で12級6号、股部痛で14級9号の後遺障害がそれぞれ認定され、併合12級の後遺障害の認定をうけました。

認定後、保険会社と交渉を行い、裁判をすることで増額は見込めたものの、ご本人のご希望により、示談で解決となりました。

主な損害項目は以下のとおりです。

傷害慰謝料約120万円
後遺障害慰謝料約230万円
休業損害約60万円
逸失利益約150万円
合計額約502万円

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