相談者 | 女児:6才 / 福岡県在住 |
---|---|
事故態様 | 歩行者対自動車の歩行者側 |
傷病名 | 口唇挫創 |
後遺障害等級 | 12級14号 |
主な損賠項目と賠償金額
傷害慰謝料 | 約96万円 |
---|---|
後遺障害逸失利益 | 580万円 |
後遺障害慰謝料 | 290万円(裁判基準) |
休業損害(母親付添) | 約8万円 |
総賠償額 | 974万円(自賠責保険金含む) |
事故発生からご依頼まで
福岡県大川市在住の女の子が、横断歩道を青信号で渡っていたところ、後方からきた車に衝突されるという交通事故に遭われました。
被害者はこの事故で、唇を挫創する怪我を負われました。
事故から数日経過した頃、被害者のお父様より当事務所に問い合わせいただき、「今後の治療の進め方」や「怪我についての補償」等について弁護士に相談したいと来所いただき、ご依頼いただきました。
弁護士の活動と関与した結果
ご依頼いただいたのが事故後間もなかったので、まずは治療に専念していただき、6ヵ月程通院・治療を続けていただいた後、症状固定となりました。
残念ながら、挫創した口唇には傷痕が残ってしまったため、後遺障害の申請を行うこととなりました。
醜状の後遺障害認定には、一般的に面接での調査によって認定を判断するため、調査官との面接には弁護士も同行いたしました。
その結果、上口唇の瘢痕が「外貌に醜状を残すもの」として後遺障害12級14号の認定を受けました。
後遺障害の認定後は、保険会社との交渉に移り、傷痕を写真で示す等、数回の交渉を経て、逸失利益が労働能力喪失期間を37年間、労働能力喪失率を14%、金額にして約580万円の補書を認めて頂き、最終的に総額974万円の補償を受けることができました。