相談者女性(60代) / 佐賀県在住 / 職業:兼業主婦
事故態様自動車対自動車
傷病名右鎖骨遠位端骨折、右第2-5肋骨骨折、右手指切創、左眼科腫瘍

主な損賠項目と賠償金額

逸失利益82万円(労働能力喪失期間:5年、労働能力喪失率:5%)
休業損害72万円
傷害慰謝料161万円
後遺障害慰謝料99万円
入院雑費5万円
合計約375万円(治療費除く・自賠責保険金75万円含む)

事故発生からご依頼まで

弁護士桑原淳

 佐賀県在住の60代の女性が、自動車で信号のある交差点を青信号で走行中、信号無視の車に横から衝突されるという交通事故に遭われました。

 事故後、女性は救急搬送され、右鎖骨遠位端骨折、右第2-5肋骨骨折、左眼窩腫瘍などの怪我を負われ、約1か月の入院を余儀なくされました。

 退院後も健康保険を使って半年ほどリハビリを続け、そろそろリハビリが終了するというタイミングで保険会社との示談交渉を弁護士に依頼したいと当事務所にご相談いただき、ご依頼となりました。

弁護士の活動と関与した結果

 ご依頼後、まずは保険会社と治療の継続についての交渉を行い、骨折箇所がすべて癒合するまでの診察費用について対応してもらえるようにしました。

 その後、約半年後にはすべての骨が癒合したため症状固定とし、後遺障害の申請に必須である後遺障害診断書の内容や書き方等をアドバイスし、書類を揃えて後遺障害申請を行いました。

 その結果、鎖骨骨折による鎖骨部首位のしびれや近く低下などについて、14級9号の認定を受けることができました。

 認定後は保険会社との示談交渉に移り、兼業主婦としての休業損害を認めてもらうことができ、最終的に375万円の補償を受けることで解決となりました。
 
 裁判に移行するよりも短い期間で適正と思われる金額が補償されよかったです。

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