主な損賠項目と賠償金額

事故発生からご依頼まで

　福岡市在住の70代の男性が赤信号のため停車中、後方からきた車に追突されるという交通事故に遭い、右膝挫傷・腰部挫傷等の怪我を負われました。

　事故直後は加害者の保険会社に治療費を支払ってもらってたものの、保険会社の横柄な対応に怒った依頼者は、保険会社の対応を拒否し、ご自身で治療費を払いながら治療を続けられました。

　事故から5か月経過したタイミングで通院先の医師から症状固定の打診を受け、今後の後遺障害や慰謝料の交渉について当事務所にご相談いただき、ご依頼となりました。

弁護士の活動と関与した結果

　ご相談いただくまで自費でしっかりと治療を継続され、自賠責保険へ治療費を請求するために必要となる書類もご自身で取り寄せていらっしゃっていたので、事故後6か月で症状固定をし、後遺障害の申請の準備を含めてサポートさせていただきました。

　その結果、膝や腰について併合14級が認定されたため、認定結果を踏まえて交渉へと移りました。

　交渉では、怪我の影響でどのように生活に不便さがでているかに加え、アルバイトをされながらご病気の奥様の介護と家事全般を担当しているという事情を保険会社に説明し、粘り強く交渉を行いました。

　その結果、主夫としての休業損害が認められ、最終的に合計355万円で示談することができました。

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