相談者 | 女性(40代) / 福岡市在住 / 職業:兼業主婦 |
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事故態様 | 車対車 |
傷病名 | 頚椎捻挫・腰椎捻挫 |
主な損賠項目と賠償金額
傷害慰謝料 | 【提示額】70万円 → 【示談額】87万円(17万円増額) |
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後遺障害慰謝料 | 【提示額】32万円 → 【示談額】90万円(58万円増額) |
逸失利益 | 【提示額】43万円 → 【示談額】68万円(25万円増額) |
休業損害 | 【提示額】0円 → 【示談額】58万円(58万円増額) |
合計額 | 【提示額】147万円 → 【示談額】320万円(173万円増額) |
事故発生からご依頼まで
福岡市在住の40代の女性が赤信号で停車中、後続車に追突される交通事故に遭い、頚椎捻挫・腰椎捻挫などの怪我を負われました。
事故から7か月通院したものの、症状固定となったため後遺障害申請を行い、併合14級の認定を受けられました。
認定後、保険会社から賠償金の提示があり、果たしてこの金額が妥当なのだろうかと疑問を持たれ当事務所にご相談いただきました。
提示されている内訳を確認したところ、休業損害が0円、後遺障害慰謝料は自賠責保険の基準で計算されており、弁護士が介入することで増額する可能性が高いことをご説明し、ご依頼となりました。
弁護士の活動と関与した結果
ご依頼後、休業損害や後遺障害慰謝料を裁判基準で計算し直し、保険会社との交渉に臨みました。
ご依頼者様は主婦をする傍ら小規模な個人事業を行っており、かつご主人が単身赴任中であったため主婦と認められない可能性がありましたが、保険会社からは特に反論もされず、無事に主婦としての休業損害が認められました。
慰謝料や逸失利益の金額には不満があったものの、裁判になると休業損害が認められない可能性もあったことから、ご依頼者様とご相談の上、今回は裁判をすることなく示談で解決となりました。
最終的に提示から173万円の増額となりました。