主な損賠項目と賠償金額

事故発生からご依頼まで

60代の北九州市門司区在住の男性（パート）が、通勤途中に信号のない横断歩道を渡っていたところ、左側から直進してきた四輪車にはねられるという事故に遭いました。

この事故によって顔面挫滅創、右橈骨遠位端骨折等の怪我を負い、入通院治療を余儀なくされました。

退院後、治療を続け、事故に遭って8か月ほど経ったところでご相談にご来所されました。
　
ご相談にご来所された当時、依頼者は今回の事故で通院を余儀なくされ、痛みや痺れも残っている状況でした。

しかし、相手の保険会社の対応が悪く不信感が芽生え、治療を続けることができるかわからなくなったため、相手の保険会社とのやりとりや、治療継続の交渉についても弁護士にお願いしたいとのことでした。

また、治療終了後には後遺障害の申請もしたい、今後どのようにすればいいかわからない等、様々な不安があり、今後のことをすべて弁護士に依頼したいというご相談でした。

弁護士の活動と関与した結果

ご依頼を受け、まずは相手方保険会社との窓口をすべて当事務所で引き受け、依頼者には治療に専念いただくことにしました。

ご依頼時は右手首付近にまだプレートが残っている状態でしたが、その後、抜釘術を受け、間もなく症状固定となりました。

治療終了後、当事務所で後遺障害の申請（被害者請求）を行い、手関節の機能障害10級、上肢の変形障害12級などで併合9級の後遺障害が認定されました。

当該後遺障害を前提に、相手方と示談交渉を行い、交渉期間わずか1週間で金額合意に至りました。

弁護士より

ご相談時、手にはまだプレートが入っている状態で、そのような中、相手の保険会社から治療の終了を示唆されるなどして、今後の治療や保険会社との交渉を大変不安に思われていました。

ご依頼後、安心して治療に専念できる環境を整え、また、重い後遺障害が残っていたことから、適正な等級認定が得られるようにしました。

認定後もスムーズに示談で解決をすることができました。

後遺症への補償と取り組み

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