後遺障害等級認定サポートで14級9号が認定され、約694万円が補償された事例

事故発生からご依頼まで

福岡市在住の会社員の男性がバイクで交差点を走行中、前方不注視で右折してきた対向車に衝突するという交通事故に遭われました。

救急搬送された病院で左第２指中手骨近位端骨折と診断されました。

2度の入院を経て通院を続けていたものの、交通事故から8か月ほど経過したタイミングで後遺障害の申請について教えてほしいと当事務所にご相談いただき、ご依頼いただくこととなりました。

ご依頼後、弁護士から保険会社に被害者からご依頼いただいた旨を連絡し、事故状況やこれまでの治療の経過などがわかる資料を取り寄せました。

依頼者には治療を継続していただきつつ、同時進行で送られてきた資料を確認し、今後争点となる可能性がある点を確認しました。

その後、事故から1年1か月が経過したタイミングで症状固定となりました。

残念ながら痛みが残ってしまったため、主治医に後遺障害診断書を作成していただきました。

完成した後遺障害診断書を弁護士に送付いただき、後遺障害認定に不利になる記載がないかなどを確認させていただき後遺障害申請へと進みました。

その結果、「局部に神経症状を残すもの」として後遺障害14級9号の認定を受けました。

示談交渉では休業損害・後遺障害慰謝料・傷害慰謝料などが争点となったものの、怪我の影響で生活にどのような影響がでていたかを具体的に主張しました。

数回の交渉を経て、最終的に約694万円を補償する内容で示談解決となりました。