相談者 | 男性(20代・会社員)・女性(20代・兼業主婦)/ 福岡市在住 |
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事故態様 | 車対車 |
傷病名 | 男性:頚椎捻挫、左肘関節挫傷、腰椎捻挫・女性:頸背部挫傷、腰椎捻挫 |
後遺障害等級 | 認定なし |
サポート結果 | 適正金額で慰謝料認定・主婦の休業損害認定 |
主な損賠項目と賠償金額
傷害慰謝料 | 約110万円(男性・女性ともに約55万円) |
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休業損害 | 約9万円(主婦休損) |
総賠償額 | 約173万円(男性:約82万円・女性:約91万円) |
事故発生からご依頼まで
福岡市在住の20代のご夫婦が車を運転中、赤信号のため停車していたところに後続車から追突される交通事故に遭われました。
事故後に受診した病院で男性は頚椎捻挫、左肘関節挫傷、腰椎捻挫・女性は頸背部挫傷、腰椎捻挫事故と診断され、通院による治療を余儀なくされました。
幸いにも後遺症は残らず、事故から4か月が経過したタイミングで治療を終了することができました。
その後、保険会社から賠償金の話がきたため保険代理店に相談したところ、たくみ法律事務所をご紹介いただき、保険会社との示談交渉を任せたいとご依頼いただくこととなりました。
弁護士の活動
ご依頼後、すぐに保険会社に連絡し事故に関する資料を一式取り寄せ、ご依頼者様にも治療期間中の休業の状況等をお伺いし、今回の事故による損害額の算定を行いました。
今回、ご夫婦とも通院期間が130日であったのに対し、実際に通院した日数が約10日と少ないことがわかりました。
慰謝料の算定においては、通院期間に対して実際の通院日数が少ない場合は金額が大きく減少する可能性があり、今回のケースではそれぞれ16万円ほどの金額を主張されるのではないかと見込んでいました。
また、奥様は主婦でありながらフルタイムでお仕事をされていたため、主婦の休業損害が認められない可能性もありました。
しかし、弁護士による示談交渉の結果、慰謝料はそれぞれ約55万円・主婦の休業損害については請求額の満額が認められ、合計で173万円が補償される内容で示談となりました。