相談者 | 女性(40代・パート) 、お子様2名(小学生、高校生)/ 福岡市在住 |
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事故態様 | 車対車 |
傷病名 | 女性:頚椎捻挫、腰椎捻挫(むちうち) お子様(小学生):頸椎捻挫(むちうち) お子様(高校生):頸椎捻挫(むちうち)、右膝内側半月板損傷 |
後遺障害等級 | 女性:非該当 お子様(小学生):申請なし お子様(高校生):12級13号 |
サポート結果 | 後遺障害等級認定・主婦の休業損害認定/td> |
主な損賠項目と賠償金額
傷害慰謝料 | 約247万円(女性:約81万円・お子様(小学生):約66万円・お子様(高校生):約100万円) |
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主婦休業損害 | 約28万円 |
後遺障害慰謝料 | 290万円 |
後遺障害逸失利益 | 約350万円 |
総賠償額 | 約916万円(女性:110万円・お子様(小学生):約66万円・お子様(高校生):740万円) |
事故発生からご依頼まで
福岡市在住の40代女性が車を運転中、事故が発生しました。
2台前を走行していたタクシーが突然車線変更を行い、その結果、前を走っていた別のタクシーが急ブレーキをかけました。
これに続いて、女性も急ブレーキを踏まざるを得ませんでしたが、後方の車がブレーキに間に合わず、女性の車に追突しました。
女性の車にはお子様2名が同乗しており、全員が怪我を負う事故となりました。
運転していた女性は、事故後に病院を受診し、頚椎捻挫と腰椎捻挫(いわゆる「むちうち」)との診断を受けました。
また、同乗していたお子様2名のうち1名も頚椎捻挫(むちうち)と診断され、もう1名は頚椎捻挫に加え、右膝内側半月板損傷を負い、治療を受けていました。
事故の後、依頼者は初めての大きな交通事故に対する不安から当事務所に相談に来られました。
弁護士の活動
ご依頼後、すぐに保険会社へ連絡し、事故の状況に関する物損資料を収集し、事実関係を把握しました。
依頼者には治療に専念していただくため、事故後の複雑な手続きや保険会社との交渉についてはすべて当事務所が対応したほか、定期的に通院状況や症状を確認し、後遺症の発生にも備えました。
依頼者の女性とお子様が治療を継続する中で、6か月後に症状固定との診断を受けました。
女性は後遺障害の申請を行いましたが、結果は非該当となりました。
一方、お子様の1名については「交通事故局部に頑固な神経症状を残すもの」として後遺障害12級13号が認定されました。
保険会社との交渉では後遺障害が認定されたお子様の逸失利益について争点となりましたが、日常生活に支障がある具体的な点を明確に主張し、最終的に300万円の増額を勝ち取りました。
また、依頼者の女性については、怪我の影響で家事労働に支障が出ていたことを詳細に説明し、主婦としての休業損害を認めてもらうことができました。
最終的に後遺障害の認定や示談交渉において、依頼者にとって有利な結果を得られたことで、安心して今後の生活を見据えることができるようになりました。
事故後の手続きにおいて、専門的な知識と経験を活かし、依頼者の権利を最大限に守るサポートを提供いたしました。