相談者 | 30代男性 / 福岡県在住 / 会社員 |
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事故態様 | バイク対車 |
傷病名 | 左足部開放脱臼骨折、左多発肋骨骨折、左肺挫傷 |
主な損賠項目と賠償金額
傷害慰謝料 | 128万円 |
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後遺障害慰謝料 | 290万円 |
逸失利益 | 365万円 |
休業損害 | 120万円 |
入通院付添費 | 6万円 |
過失割合 | 10% |
総賠償額 | 1174万円 |
事故発生からご依頼まで
福岡県在住の30代の男性会社員がバイクで青信号の交差点に差し掛かった所、右折待ちで停車中の車を追い越してきた車に衝突されるという交通事故に遭われました。
男性は救急搬送先の病院で左足部開放脱臼骨折、左多発肋骨骨折、左肺挫傷と診断され、手術が必要であったため即日入院となり、手術後も1週間ほど入院をし、退院後も通院を継続されていました。
事故後、弁護士に依頼をしたものの、物損の話等が進んでおらず、今後の対応について不安だということで当事務所にご相談いただき、ご依頼となりました。
弁護士の活動と関与した結果
ご相談時に物損の話が今どうなっているのかわからないとお伺いしておりましたので、ご依頼後、すぐに保険会社の担当者に連絡をして状況確認を行いました。
その結果、過失割合が争点となっていたため、当事務所で掲示記録の確認を行ったうえで過失の検討をし、書類を作成して保険会社と交渉を行い、物損は示談となりました。
ご依頼後、すぐに症状固定となったため、ご依頼者様にもご協力いただき必要書類を揃え、後遺障害診断書のチェックを行った上で後遺障害申請へと移りました。
その結果、右足部開放脱臼骨折後の右足関節の機能障害について12級7号の後遺障害が認定されました。
認定結果をご依頼者様にも報告し、今回は異議申立ては行わず、示談交渉へと移りました。
示談交渉では逸失利益が争点となり、労働能力喪失期間が当方の主張は36年・相手の初回回答は15年と大きな差があったものの、後遺障害が残っていることによる仕事への支障などを追加で主張し交渉した結果、最終的に当方の主張が認められました。
最終的には1174万円の補償を受けることで示談解決となりました。
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