相談者 | 70代女性 / 佐賀県在住 / 専業主婦 |
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事故態様 | 歩行者対自動車の歩行者側 |
傷病名 | 外傷性慢性硬膜下血腫・中心性頸髄損傷等 |
後遺障害等級 | 2級1号 |
主な損賠項目と賠償金額
傷害部分 | 850万円(治療費除く) |
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後遺障害部分 | 5200万円 |
過失割合 | 10% |
最終支払額 | 5536万円 |
事故発生からご依頼まで
佐賀県在住の専業主婦の女性が、信号のない交差点を徒歩で横断中、左折してきた車に衝突され、外傷性慢性硬膜下血腫、中心性頚髄損傷などの怪我を負われました。
事故直後、ご家族より今後の保険会社とのやりとりや後遺障害の申請について全て弁護士に任せたいとご相談いただき、当事務所にご依頼いただくこととなりました。
弁護士の活動と関与した結果
ご依頼いただいたのが事故後間もなかったため、まずは治療に専念していただきました。
事故から約1年後に症状固定となり、後遺障害の申請へと移りました。
まだ骨折した骨がつながってもいない状況であったため、治療継続の交渉を行いました。
後遺障害申請の結果、脊髄損傷として2級1号の認定を受けることができ、その結果をもとに損害金の計算を行い、保険会社との交渉を行いました。
しかし、金額に折り合いがつかず、裁判を提起した結果、過失割合が被害者の基本が15%であったところ、加害車両が衝突の直前までブレーキを踏んでいなかったことなどが考慮され10%となり、最終的に5536万円の補償を受けることができました。