後遺障害等級認定サポートで併合11級が認定され、1790万円が補償された事例

相談者	40代男性／朝倉郡在住／職業：会社員
事故態様	バイク対自動車のバイク側
傷病名	第1腰椎圧迫骨折、左膝蓋骨骨折、左母指MP関節捻挫等
後遺障害等級	併合11級

主な損賠項目と賠償金額

傷害慰謝料	154万円
後遺障害慰謝料	420万円
休業損害	135万円
逸失利益	1121万円（労働能力喪失期間：10年）
最終支払額	1790万円

事故発生からご依頼まで

福岡県朝倉郡在住の40代の会社員の男性がバイクで片側2車線の道路を走行中、左側の脇道から左右の安全確認が不十分なまま進入してきた車に衝突されるという交通事故に遭われました。

男性はこの事故で第1腰椎圧迫骨折、等の大怪我怪我を負われました。

事故後、しばらくはベッドから起き上がることもできないほどひどい状態でしたが、座って話ができる程度に回復された頃に当事務所に電話でご相談いただき、そのままご依頼となりました。

弁護士の活動と関与した結果

ご依頼後は、引き続き治療に専念いただくこととし、その間にこれまでの経過がわかる診断書や刑事記録の取り寄せ、怪我の内容や過失割合の確認・検討を同時進行で行うとともに、保険会社には事故の影響で休んでいる仕事の休業損害を先払いを交渉しました。

その後、事故から11ヵ月経過した頃に症状固定となり、後遺障害診断書の内容の確認等のサポートをしつつ、後遺障害の申請手続きを行いました。

申請の結果、脊柱の変形傷害について11級7号、左膝関節痛について14級9号が認定され、それらを併合して後遺障害併合11級が認定されました。

認定後、保険会社との交渉に移り、事故後にご依頼者様が大変な苦しみを覚えたこと・仕事や私生活に及ぼした影響等の事情を説明し、粘り強く交渉した結果、慰謝料については裁判基準とほぼ同額、逸失利益は喪失期間10年などの回答を引き出し、最終的に1790万円の補償を受けることで解決となりました。