加害者が任意保険利用を拒否したため、弁護士介入により直接保険会社と交渉した事例

福岡市在住の20代の男子学生がバイクに乗り赤信号のため停車していたところ、後方より走行してきた車に衝突されるという交通事故に遭われました。

加害者は「ながらスマホ」で脇見運転をしており、赤信号で停車していたことに気づかなかったそうです。

被害者の男性はこの事故で右足関節部打撲の怪我を負われたものの、加害者からは任意保険は使わないと一方的に言われ、泣く泣く自費で治療費を払い通院を続けていました。

事故からしばらく経った頃、とうとう加害者と連絡がとれなくなったことを不安に思い、当事務所にご相談されご依頼となりました。

ご依頼後、まずは相手の保険会社に連絡し、交通事故についての対応をしてほしいと依頼しました。

加害者が保険会社に連絡をしていないため担当者もついておらず、資料を何も持っていないとのことでしたので、弊所にて自動車安全運転センターに交通事故証明書を取り寄せることからスタートしました。

交通事故証明書の取得後、刑事記録を取り寄せて正確な事故状況の把握につとめるとともに、被害者には治療費の領収書やバイクの修理代の見積もり等をご準備いただきました。

また、平行して調査会社にも現地調査を依頼し、調査報告書を含む全ての書類が揃った段階で保険会社に請求をかけました。

その結果、無事今回の交通事故について保険会社にて対応してもらえることになり、弁護士による示談交渉の結果、約22万円の補償を受けることで解決となりました。

弊所にご依頼いただかなかった場合、自費で支払った治療費すら補償されなかった可能性が高く、交通事故に遭った上に金銭的にも損をしてしまうという事態になりかねなかったため、ご相談・ご依頼いただき、補償を受けていただくことができ本当によかったです。

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