後遺障害12級12号が認められ、1450万円で示談解決できた事例

事故発生からご依頼まで

弁護士桑原

福岡市在住の会社員の男性が、自転車で交差点を走行中、右折してきた対向車に衝突されるという交通事故に遭われました。

男性はこの事故で頸椎捻挫、左大腿部打撲傷、腰部打撲傷、左母趾末節骨骨折の怪我を負われ、通院を余儀なくされました。

当初、ご自身で保険会社との交渉を行っていましたが、男性の自転車が高額なロードバイクであり、その金額や修理額で折り合いがつかず、怪我の治療と並行しておこなっていたことで疲れや不安を感じられたため、弁護士に任せたいとご相談いただき、ご依頼いただくはこびとなりました。

ご依頼いただいたのがまだまだ治療を要する時期でしたので、まずは保険会社との窓口をたくみ法律事務所に一本化し、男性に直接連絡がいかないようにしました。

また、ご依頼直後から物損の早期解決に向けての情報収集や交渉にとりかかることで、治療に専念できるように努めました。

交通事故から8か月経過した頃に症状固定となったため、後遺障害診断書作成のアドバイスや怪我がどの程度日常生活や仕事に支障が出ているかなどのヒアリングを行ったうえで、後遺障害申請を行いました。

その結果、12級12号の後遺障害の認定を受けることができました。

後遺障害認定後の保険会社との交渉では、男性と弁護士による緻密な打ち合わせや粘り強く交渉したことで、慰謝料は満額・逸失利益は当方主張の7割以上が認められ、自賠責保険金を含み1450万円で示談解決することができました。