| 相談者 | 女性(40代) / 粕屋郡在住: 死亡 男性(40代) / 粕屋郡在住: 右足関節と頸椎の捻挫 女性(40代) / 福岡市在住: 左母指挫傷、左肘と左臀部の打撲 |
|---|---|
| 事故態様 | バイク対車 |
| サポート結果 | ・適切な金額で示談 |
主な損賠項目と賠償金額
女性(40代)
| 就労・家事労働逸失利益 | 約3600万円 |
|---|---|
| 死亡慰謝料 | 約3000万円 |
| その他費用 | 約184万円 |
| バイクの損害 | 70万円 |
| 総賠償額 | 約7070万円 |
男性(40代)
| 休業損害 | 約20万円 |
|---|---|
| 傷害慰謝料 | 約54万円 |
| バイク・お手回り品の損害 | 約64万円 |
| 総賠償額 | 約140万円 |
女性(40代)
| 休業損害 | 約7万円 |
|---|---|
| 傷害慰謝料 | 49万円 |
| お手回り品の損害 | 約3万円 |
| 総賠償額 | 約59万円 |
相談・依頼のきっかけ

今回、ご遺族であるお母様からお問い合わせをいただきました。
娘様、息子様、息子様のご友人の3名がバイクで高速道路を走行中、後方から走行してきたトラックに追突されるという交通事故に遭われました。
事故当時、息子様とご友人が乗ったバイク1台と、娘様が乗ったバイク1台で走行しており、バイクの後ろを走行していたトラックが娘様のバイクに追突し、その後、娘様は搬送先の病院でお亡くなりになりました。
また、息子様とご友人も事故の際に転倒し、負傷されました。
事故は福岡県外で発生しましたが、事故の翌日には、息子様とご友人が福岡県へ戻られました。
事故から約1か月が経過した頃、お母様から「相手方保険会社の対応や、今後の流れについて気になる」とお問い合わせをいただきました。
その後、お母様と息子様にご来所いただき、弁護士が詳しくお話を伺いました。
被害者3名について弁護士費用特約への加入はありませんでしたが、弁護士費用についてもご説明したうえで、正式にご依頼いただくこととなりました。
たくみ法律事務所の活動
ご依頼後、まず相手方保険会社に弁護士が代理人として入ったことを通知しました。
ご依頼前に、相手方保険会社へ娘様の葬儀費用などに関する資料を提出されていたため、それらの資料を収集・整理するとともに、今回の事故に関する捜査資料も事故発生地の県外から取り寄せ、事故状況などを確認しました。
一方、加害者であるトラックの運転手は、事故後、過失運転致死傷の罪名で起訴されました。
加害者の刑事裁判は福岡県外で行われることとなりましたが、お母様のご意向もあり、被害者参加制度を利用することとなりました。
しかし、裁判所が遠方であり、お母様自身が裁判へ出席することが難しい状況でした。
そこで、弊所の弁護士がお母様に代わって刑事裁判へ参加しました。
裁判に先立ち、お母様からご自身の心情を記載した陳述書をお預かりし、裁判の中で弁護士がお母様に代わってその内容を読み上げました。
その後、加害者の刑事裁判が終了したことを受け、加害者に対する損害賠償請求訴訟を提起するかどうかについて、お母様と弁護士で打ち合わせを行いました。
当初は裁判を提起する方針でしたが、何度か打ち合わせを重ねる中で、お母様から「裁判はせず、早期解決を目指したい」とのご意向を伺ったため、最終的には示談交渉によって解決する方針へ変更しました。
息子様とご友人についても、並行して損害に関する資料の収集を進めました。
バイクの損害に加えて、着衣などのお手回り品にも損害が生じていたため、損傷状況が分かる写真をご準備いただき、購入時期や購入価格についてもご本人から詳しくお話を伺ったうえで、損害額を検討しました。
また、お二人とも事故によって仕事を休まれていたため、それぞれの勤務先に休業損害証明書を作成いただくよう依頼しました。
その後、お二人とも事故から約4か月で治療を終了し、示談交渉を進めました。
たくみ法律事務所が関与した結果
示談交渉の結果、お亡くなりになった娘様については、バイクの時価額や逸失利益などを含め、7070万円を支払う内容で示談が成立しました。
また、息子様についてはバイクの損害などを含め、約140万円、ご友人については約59万円を支払う内容で、それぞれ示談が成立しました。
弁護士の所感(活動のポイント)
死亡事故に遭われたご遺族が、事故後に何を望まれるのかは、ご家族によって異なります。
刑事裁判への参加を希望される方もいれば、加害者から直接謝罪を受けたいと考えられる方、できるだけ早く損害賠償の問題を解決したいと考えられる方もいらっしゃいます。
そのため、死亡事故の対応には一つの正解があるわけではありません。
本件では、当初は民事訴訟を提起する方針でしたが、打ち合わせを重ねる中で、お母様が早期解決を希望されるようになったことから、そのご意向を尊重して示談交渉による解決を目指しました。
また、事故発生地が福岡県外で、刑事裁判も遠方の裁判所で行われることになりましたが、お母様に代わって弊所の弁護士が被害者参加制度を利用して刑事裁判へ参加し、陳述書の読み上げも行いました。
死亡事故では、損害賠償の問題だけでなく、刑事手続への対応など、ご遺族が負担しなければならないことが多くあります。
たくみ法律事務所では、法的に可能な範囲で、ご遺族が何を望まれているのかを丁寧に確認し、そのお気持ちやご事情に沿った解決を目指してサポートしています。
関連ページ
- 初めて弁護士に相談する方へ(交通事故編)
- 「弁護士なら誰に頼んでも結果は同じ」は本当?
- 治療中から弁護士に依頼するメリットとは
- 交通事故に遭った時に通院するのは整形外科?整骨院?
- 保険会社が治療費を打ち切りたがる理由と対応のポイント
- 交通事故の休業損害について〜3つの基準と職業別の計算方法〜
- 治療費の支払い打ち切りについて
- 弁護士費用特約の利用で原則0円で弁護士に依頼できる!

















